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3104
2008.03.05

ティーチャー

先日の日曜日の出来事

ご存知の方も多いかとは思いますが、102は日曜日、祝日は平日よりも営業時間が1時間早くなります。
当然ですが、日曜日・祝日はいつもより1時間ほど早い電車に乗るのです。
 
日曜日の電車、
しかも早朝、
目的の駅まで座る事に困るようなことはない状態で快適です。
僕は、車内の椅子では端に座る事が多い。
この日も椅子の端に腰掛けていると、
同じ椅子の反対端から、
 
シャッ
シャッ
シャッ
 
と何やら音がしました。
 
目を向けると、
テスト用紙と思われるものに、採点をしている男の姿が目に飛び込んできたのです。
 
怪しくもどこか聞き覚えのある音の正体は、
ザラバンシの上を朱色が滑らかに走るあの独特の音だったのです。
 
いくら車内が空いているからとはいえ、
あっけにとられながら眺めていましたが、
どんどん不快感が増してくる自分に気がつきました。
 
もちろん自分でも、自分の事を棚に上げて発言していることは、十分わかっています。
僕も電車内で、本も読むし音楽は聴いているし、さすがに車内で通話はしませんがメールしたりしますし、友達とテンション上がればきっと大きな声で話している。
不快に感じている方もいてると思うし、そのことについては頭を下げるしかありません。
 
重々承知の上で、それにしても腹立たしく思えてきたのでした。
 
此処ですることか?
 
しかし、僕は自分の価値観だけで物事を決めつけることの危険性も知っているので、様々な可能性を考慮してその男性を見つめ続けたので、冷静さを保つ事ができました。
とりあえず、男性が何者かもわかっていない。
もしかしたら、テストではなかったのかもしれない。
もしかしたら、涙なくしては語れないようなどうしても「イマ」やらなければならない訳があったのかも。
 
それにしても、僕にはテストに丸付けする先生にしか見えなかった。
先生と呼ばれる人間はそんなもんか。
どういう志で生徒と接しているのだろう。
やはり仕事は仕事ということか。
その男性に思い切って問いかけてみようかと思いましたが、
降りる駅も近かったのでやめにしました。
 
もし自分に子供がいればどう映ったのだろうか。
学級崩壊や学力低下にモンスターペアレンツなどなど、先生もきっと大変なことでしょう。
金八先生観てる人も言ってました。
生徒も先生もつらい事は多いにあるでしょう。
 
でもね、
「ちゃんと宿題してきなさい」という台詞だけは言われたくないな。
この先生だけには。
 
自分を見つめ直すいい機会になりました。

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