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2006.11.17

秦の始皇帝と彩色兵馬傭展

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京都文化博物館

2006.10.19〜12.3

開館時間●10時〜午後6時(入場は午後5時30分まで)
休館日 ●月曜日

 
いまから2200年前のこと。今の中国を初めて統一した秦の始皇帝。
 
古代中国での生死の対する考え方は、死者は地に帰るとされていた。
始皇帝は死後も地下帝国を守る為に作らせたお墓。
総数8000体にも及ぶ兵馬傭が発見されたのが1974年。 
 
展示されていた兵馬傭を観ながら、歴史的背景を考えイメージすると壮大な世界が広がります。
 
兵馬傭がずらりと並ぶ中国の西安市では、今も発掘調査が進んでいる。
 
今回、1999年に発見された全身に彩色が施された兵馬傭を展示している。
日本初公開のもの。
 
2168年もの長い歳月の間、誰にも発見されずにいたのに....、つい32年前に発見されたと言うのに....、現在こうして観れた事が奇跡に思えてきた。
 
司馬遷「史記」を背景に中国史上初の統一帝国 秦とその後の帝国 漢、二つの時代の生活形態と兵馬傭が展示されていた。
 
皇帝に献上されたとされる装飾品の数々。
黄金色に輝く品々は見事であった。
今では流通生産も盛んだから黄金色の装飾品は街に溢れていて、当たり前のように百貨店等で本物の輝きを目にする事が出来るが、2200年前に目にする事が出来たのは一部の高貴な人達に限られていた事だろう。
その輝きは皇帝を魅了して、優越感を満足させた事に違いない。
 
金の純度も然ることながらに、デザインの構図や細部にわたっての細やかな模様、工夫は素晴らしい。
2200年前の当時、最高と讃えられた職人がきっと作ったに違いない。
当時の最高基準が、2200年経った今でさえ素晴らしい職人わざと技術を多くの人々に感じさせ、美しいと思わすことができる美術品。
 
2200年も経っても人間の水準は飛躍的に上がっていない事なのか!?
....いやいや、常にデザインは変化しモテはやされる流行はある。
長い歳月の間に風化しないデザインこそが、ホンマもの。
 
美術館に出向いて気が付く事。
 
"美しいものは次世代まで継がれる"
 
いつの時代に作られて賞賛を得たとしても、次世代の人々が素晴らしい、美しいといった感性を持たなければ滅びる。
 
 
私たちの時代が終わっても、また美術品として新しい世代の心を動かし続ける事だろう。
心を動かされる品々には、そんな見えない力を持っていると感じた。
 


中国史が苦手で無知だったけど、この機会に関心が高まりました。
三国志や、始皇帝暗殺の映画”HERO"が気になっています。
 
壮大な中国の歴史と文化が垣間観れました。

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