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2006.09.07

なおしま

やっとこさ夏休みの想い出を載せようかと思います。
書きたいと思うような事はたくさんあるわけですが夏休みの宿題的にため込んでしまっています。
いくつになっても変わりませんね。
 
今回の夏休みは香川県の『直島』に行ってきました。
 
直島
http://www.naoshima-is.co.jp/first.html
 
ここもずっと行きたかった場所。
おもな見所は地中美術館、ベネッセハウス、家プロジェクトの3つ。
お盆休みや夏休みも重なってか、凄い混雑していたようで地中美術館では入場制限もされていました。
  
月、火曜日を利用して行ってきたのですが、月曜日はベネッセハウスしか利用できません。
存分に楽しみましたよ、ベネッセ。
 
20060905183705.jpg
 
なんたって3回もベネッセハウスの美術館に行きましたからね。
初めは純粋に観覧。
そしてどうやら1日1回、ベネッセのスタッフの方が夕方から美術品の解説をして回ってくれるという事で夕方に2度目。
今回はベネッセハウス内のカフェで働くお兄さんが作品解説。とても綺麗なボウズヘアが印象的でした。
そして3度目は夜。
解説を聞いた際に、「夜、月明かりなどで見るとまた違った印象になります。」なんて言うもんだから行っちゃいました。
一日に同じ美術館に3度は生まれて初めてです。
半券を見せれば再入場できるからというのもありますが。
 
今回、美術品について解説されて感じた事は、作品の中にはたくさんの作り手の意図が込められているという事。当たり前の事かもしれませんが。
「なんじゃこりゃ」ってな作品にもキッチリ意味があるのです。
 
解説され、もう一度作品を目にすると見え方が変わる。
すごく深い。メッセージ性の強い作品にも触れる事ができました。
目が肥えてくると、解説されずとも作り手の意図、メッセージが理解できるようになるのだと思う。
 
そして、夜の美術館は気持ちいい。
ベネッセハウス宿泊者であれば夜の10時まで観賞できます。
宿泊していない人でも夜の9時までは美術館に居られます。
今まで、美術館に行って夜の9時まで作品に触れるということがまずない。
普段利用しない時間に居られるだけで見え方が違う気もするし、優雅な時を過ごしているように感じました。
また館内に座り心地も良いソファーもあったのでダラダラしていました。
 
火曜日は地中と家。
 
地中美術館では入り口で券をみせるのですがそれがまたす〜ごく小さい箱みたいな中に係の人がいます。
その日は快晴で、ちょっとブラブラ歩けば汗かくような日でした。
案外その箱ん中はクーラーかなんかあって係の人も快適に仕事してんのかと思いきや、滝のように汗をかいていて悲惨でした。
何か声を掛けようかとしたのですが、そんな暑い時にお調子モノに声かけられたら暑さ+イライラを倍増させてしまうのでは、と思いとどまりました。
 
地中には安藤忠雄設計の建造物にクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が並ぶ。
 
美術知識の無い僕でも素晴らしさは伝わる。
全部良い。
 
地中美術館を観覧していると、何やら50代位のおじさんとその奥様と思わしき女性、そしてガイドのような役割をしていたスーツ姿のお兄さんが後ろを歩いていました。
 
モネの作品を見る際に人数制限がされていて、その方達は僕の後ろに並んだ。
この時、今回の直島紀行の中で僕が最もおもしろくなかった時間が流れる。
 
地中美術館は建物自体もアートという考えでむやみやたら壁に触ってはいけないらしい。
館内は撮影や模写も禁止、飲食ももちろん禁止。
そういった持ち物は入場の際に預けなければなりません。
 
そんな館内で後ろのおじさんは、懐からペットボトルを取り出しおもむろに飲み物を口にした。
当然、係のお姉さんが近寄り、
「お客様。館内では...。」と注意を受ける。
そりゃそうだ。
そしてその時のおじさんの返事が、
「もしも熱中症になったらどうすんの?」
 
なんと幼い。
 
「でも...。」と続けようとするお姉さんに対して
「もし熱中症にでもなったら責任とってくれんの?」
と口調は穏やかながらもねちっこく詰め寄る。 
お姉さんは仕方なく、袋を渡し「コレに入れて持ち歩いてください。」としか言うほかなかった。
お姉さんは悔しそうな顔をしていた。
ほんと直島で唯一といっていいほど不愉快な空間でした。
 
もし、僕がお姉さんだったらキッチリ言い負かしてやったのにね。
でも別にケンカなんかしたい訳じゃないし、お姉さんも当然モメたいわけではなかったであろう。
泣き寝入るしかあるまい。
それにしても、その方がどれだけ偉いのかどれだけお金持ちなのか知らないが、「自分さえ良ければいい」人代表みたいなおじさんの振る舞いは残念でした。
例えば、誰かにそのおじさんがどれだけすごいかを力説されたところで信用できません。
自分も普段の行いから見直すとしよう。
 
愚痴ってしまいましたが、家プロジェクトも楽しくて最近できたらしいカフェにて美味しいご飯にもありつけました。
汗だくで待ちましたが。やっぱり人が多かったんですね。
 
プロジェクトの中でも「南寺」に地中美術館にもあったジェームズタレルの作品があります。
この人の見せ方は好きです。
 
直島ではのんびりした時間も過ごしたし、早朝に海を見ながら食べるご飯は美味しいって事も気づいたし、アートに触れる時間も多かったし、充実した休暇を過ごせました。
楽しみ方は自分次第。


20060907163016.jpg
カボチャ
 
20060907163057.jpg
ネコゾウ
 
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